ワークライフバランスのこと

近年、様々な場面で多様性の尊重というテーマが掲げられている。

当社においても、勿論多様性を尊重しているが、そもそもこれをテーマとして掲げねばならぬということが一種の社会問題である。

あらゆる事象や生物は異なっており、それが当然である。
だから人も同様に全員異なる姿、思想、能力、価値観、時間軸を持っていて、本来それを前提に社会は成り立っているはずである。

ワークライフバランスについても同様である。
1週間に5日働きたい人もいれば、3日希望の人、7日希望の人と様々である。また、育児や介護をしながら働いたり、夢を追っている人もいる。
これを月曜から金曜の8時〜17時で、と固定することに一体何の意味があるだろうか。労務管理はしやすいだろうが、たかがそれだけである。
本来、社内事である労務の問題が最も融通が利くはずである。
※週7日8時間勤務等、各種法律の定めによって希望に添えないケースは存在する。

会社と労働者が良好且つ対等な関係を築けてはじめて、取引先や社会等、他者を想い、そちらとも関係を築くことができる。

人種や国籍、容姿、思想、能力は様々。
だからこそ、様々な状況に対応できる。それが良い。

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